〜犬の肥満を治すための基礎知識〜

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愛犬の肥満が気になり、食事内容を変更したり、運動をさせたりしているはずなのに、なぜかなかなか痩せないと悩んでいる飼い主さんもいるのではないでしょうか。

 

実はその症状、ある病気が心配されるんです。どのような病気なのか、そして改善方法はあるのか見ていきましょう。

 

獣医

 

愛犬の肥満が気になる時疑いがある病気とは

 

愛犬が肥満気味になってしまう場合、さまざまな原因が考えられますが、実は、ある病気が関係していることもあるのです。

 

その病気とは「甲状腺機能低下症」というもので、のどの近くにある甲状腺という部分から、甲状腺ホルモンが分泌しなくなる病気です。

 

甲状腺は体の代謝機能を担っているところで、この甲状腺の機能が上昇しすぎると甲状腺機能亢進症、いわゆるバセドウ病と呼ばれ、機能が低下しすぎると甲状腺機能低下症になります。小型犬にはあまり発症しにくく、中型犬大型犬に多く見られると言われています。

 

甲状腺機能低下症が疑われる症状

 

  • 動作がゆっくりになる
  • 皮膚の黒ずみ、乾燥
  • やたらと寒がるようになる
  • 体がむくみ表情が悲しそうに見える
  • 左右対称に脱毛する
  • 食事量は減っているのに体重が増える
  • 神経障害

 

このような症状が見て取れたら、甲状腺機能低下症を患っている可能性もあります。病院での受診をおすすめします。

 

甲状腺機能低下症になる理由は?治療方法はあるの?

 

そもそもなぜ甲状腺機能低下症になってしまうのでしょうか。クッシング症候群による併発や先天性、遺伝によるものなどさまざまな原因が考えられますが、実は、そのはっきりとした理由や原因はまだ分かっていません。

 

治療は、ホルモン製剤を投与する方法が取られます。だいたい数週間から1ヶ月で、その症状が改善していきます。

 

ですが、ホルモン剤の投与は一生続けていかなければならないと言われています。この病気は放っておくと命の危険もある病気です。そのため、ただの肥満と軽く考えず、気になる症状が現れたらすぐに病院を受診しましょう。